PMT関数を使って毎月いくらづつ取り崩せるかを計算する

質問

65歳で3,000万円貯蓄したとします。
その後90歳まで、生活費として毎月いくらづつ取り崩せるでしょうか?
貯蓄残金は2%で運用するものとします。

 

 

イメージ図

 

では計算してみましょう。

・・・・・・

いや、ちょっと待って下さい。

年金額(取崩額)を算出するには、いつまで生きるのかを考えなければなりません。

それは計画通りにはいきませんが、とりあえず90歳まで生きるものとして計算してみましょう。

相続も残す金額も考えないものととして。

 

65歳で貯蓄した30百万円は、毎月取り崩して行きますが、残っている貯金は運用をしていきます。

つまり、運用しながら取り崩していくのですね。

だから、その運用は何%で運用できるのかを考える必要があります。
これを2%としておきましょう。

 

年金としていくらずつ取り崩せるか(年金取崩計算)はエクセル関数のPMT関数を使用します。

エクセルのセルに、次のように入力して下さい。

=PMT(0.02/12, 25*12,  -30000000, 0, 1)

それぞれの意味は次の通りです。
=PMT(利率,期間,現在価値,将来価値,支払期日)

すると答えは

126,945

となります。

 

回答

65歳で3,000万円貯蓄したら、その後90歳まで毎月126,945円づつ取り崩せる
(ただし貯蓄残金は2%で運用するものとする。)

 

それでは、それぞれの項目について説明していきます。

=PMT(利率,期間,現在価値,将来価値,支払期日)

 

【利率】
貯蓄残金の運用利率を指定します。

生活費の取崩しが月単位のため、利率(2%)も月利で指定し、0.02/12と入力します。

期間
  取崩し期間全体の取崩回数を指定します。
月単位なので、25*12と入力します。
(300カ月なので300と入力してもOKです)

現在価値
  65歳時点の貯蓄額(取り崩す金額の元金)-30000000と入力します。
(元金は年金のために投資する金額なので、出ていく資金とみなしマイナス表示します。)

将来価値
  将来価値、つまり最後の取崩しを行った後に残る現金の収支を指定します。
最後の取崩しは90歳を設定しており、残る金額はゼロと指定しています。

(実際は、90歳以後も生活費を残さなければならない場合や遺産などの必要性
もある場合には、ここにその金額を入力して下さい)

  将来価値を省略すると、0 (ゼロ) を指定したと見なされます。

支払期日
  支払いがいつ行われるかを、数値の 0 または 1 で指定します。
生活費の取崩しは、月初に行うため1を入力します。

0  各期の期末
1  各期の期首

支払期日を省略すると、0 を指定したと見なされます。

 

セル参照による入力

数式に直接数字を入力しましたが、セルの番号を選択(参照)することもできます

C3からC7に、次のように該当する数値を入力して、C9で各セルを参照した式を入力しても計算できます。

各セルの数値を変えて、シミュレーションしてみて下さい。

 

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