PV関数を使って希望の生活費を取り崩すにはいくら貯蓄すればよいのかを計算する

質問

65歳から90歳まで毎月20万円づつ生活費として取り崩すには、65歳時点でいくらあればよいのか?
貯蓄残金は2%で運用していくものとする。

 

 

イメージ図

 

 

65歳から毎月20万円づつ取り崩して行きますが、残っている貯金は運用をしていきます。
つまり、運用しながら取り崩していきます。
その運用は何%で運用できるのかを考える必要がありますが、これは、年利2%としておきます。

年金資産のためいくらあればよいかを計算するには、エクセル関数のPV関数を使用します。

エクセルのセルに、次のように入力して下さい。
=PV ( 0.02/12,25*12, -200000, 0 ,1 )

それぞれの意味は次の通りです
=PV(利率, 期間, 定期支払額, 将来価値, 支払期日)

すると答えは
47,264,665
となります

 

回答

65歳から90歳まで、毎月20万円づつ取り崩すには、65歳で47,264,665円必要です。

 

それでは、それぞれの項目について説明していきます。

=PV(利率, 期間, 定期支払額, 将来価値, 支払期日)

 

【利率】
運用利率を指定します(元本は運用しながら取り崩すため)
生活費の取崩しが月単位のため、利率(2%)も月利で指定し、0.02/12と入力します。

【期間】 
取崩し期間全体の支払回数の合計を指定します。
月単位なので、25*12と入力します。
(300か月なので300と入力してもOKです)

【定期支払額】 
毎月取り崩す金額をマイナスで入力します。
例では毎月20万円づつ取り崩すので、ー200000と入力します。

【将来価値】 
将来価値、つまり最後の取崩しを行った後に残る現金の収支を指定します。
最後の取崩しは90歳を設定しており、残る金額はゼロと指定しています。

(実際は、90歳以後も生活費を残さなければならない場合や遺産などの必要性もある場合には、その金額をマイナスで入力して下さい)
将来価値を省略すると、0 (ゼロ) を指定したと見なされます。

【支払期日】 
最後に、「支払期日」ですが、
取崩しを月初に行うのであれば「1」を入力します。
取崩しを月末に行うのであれば「0」を入力します。

(支払期日を省略すると、0 を指定したと見なされます)

 

 

セル参照による入力

数式に直接数字を入力しましたが、セルの番号を選択(参照)することもできます

C3からC7に、次のように該当する数値を入力して、C9で各セルを参照した式を入力しても計算できます

各セルの数値を変えてシミュレーションしてみて下さい。

 

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