商品譲渡担保契約の注意点

商品譲渡担保契約をする場合、次の3点に注意します。

①種類の特定
②数量の特定
③場所の特定

 

①種類の特定

契約書の記載は「○○商品等一切の在庫商品及びその原材料」などと、ややおおまかに記載する。
あまり細かく特定すると、その在庫がない場合は全く担保がとれないことになる恐れがあるため。

 

②数量の特定

数量の特定については、一般的には「倉庫内にある○○商品等の一切の在庫商品」というような特定方法を行う。
数量は、「~トン」や「全体の3分の1」のような特定の仕方はしない。
実際の担保実行時に計測が難しいため。

 

③場所の特定

場所の特定は、住居表示ではなく、不動産の登記事項証明書の表示地番により行う。債権者や第三者がいざというとき場所が簡単に特定できるようにしておく。(参考資料として公図、建物図面等や住宅地図も添付)

 

在庫把握のために定期的に行うこと

日頃から在庫数量を把握しておくために、在庫明細報告書や、在庫品の写真の取得等も、定期的に行う。

倒産等の緊急時には、各保管場所ごとに貼紙・立札・縄張りなど具体的に債権者所有の担保物である旨の表示を行うとともに、その状況を取引先の社員等に立ち会ってもらい、日付入りのカメラやビデオで撮影しておく。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です