三国間貿易の流れについて

中国と日本とインドにおいて3国間貿易をしています

お客様との販売交渉からはじまり、最終的に資金を回収してクローズするまでさまざまな活動と書類作成がありますので確認してみましょう

 

商流は上記のとおり、中国の子会社が中国のメーカーから商材を仕入れて、日本本社に販売します

日本の本社はそれをインドへ販売します

お金の流れは、日本本社はインドからUSD(アメリカドル)で販売代金を回収して、中国の子会社へRMB(人民元)で支払います

 

貿易における手続きは次の通りとなります

取引条件は

仕入は中国へ前払いにより行い、売上はインドよりBL発行後180日後回収としています

手続き説明

① 販売交渉
本社がインドの顧客と販売の交渉を行います
関連
販売価格の決定の仕方
円安になると得をするのか?損をするのか?の考え方

② 仕入交渉
販売交渉と同時に中国子会社が中国メーカーと価格交渉を行います

③ 販売・仕入報告
中国子会社より日本本社へ仕入価格の回答をします

④ インド顧客からPO受領
インド顧客へ正式な販売価格を伝えた後、POPurchase Order : 注文書)を発行

⑤ 日本本社から中国子会社へPO発行

⑥ 中国子会社から中国メーカーへPO発行

⑦ インド個客が開設銀行へLCを発行依頼

⑧ 開設銀行から買取銀行へLCを送付

⑨ 買取銀行から日本本社(輸出者)へLC通知

⑩ 日本本社から中国子会社へ代金支払

⑪ 中国子会社から中国メーカーへ代金支払

⑫ 中国子会社が海上輸送の手配

⑬ 海貨業者からBLを受領
BL(Bill of Lading:船荷証券)は、貿易における船積書類のひとつで、
船会社が輸出者の貨物を受け取ったときに発行される書類です

⑭ 中国子会社は受領したBLを日本本社へ郵送

⑮ 日本本社では受け取ったBLと船積書類を揃えて買取り銀行へ呈示

⑯ 買取銀行から代金を受け取る

⑰ 買取り銀行は手形・BL・船積書類を開設銀行へ送付し代金の取り立て依頼
をする

⑱ 開設銀行は船積書類をインド顧客(輸入者)へ引き渡す

⑲ インド顧客(輸入者)は、受け取った船積書類を船会社へ呈示して貨物を引き
取る

⑳ インド顧客(輸入者)は、支払期日に開設銀行へ代金を支払う

㉑ 開設銀行と買取銀行は銀行間決済を行う

 

以上がおおまかな流れとなりますが、手続きはスムーズにいかないことも多いです

海外取引には輸送に時間がかかるため、商品の引き渡しや代金決済にタイムラグが生じます

輸出者(売り手)、輸入者(買い手)の双方にリスクがありますが、取引を円滑に進めるため、L/C(信用状)を銀行に発行してもらいリスクを取ってもらうこともあります

そのL/C書類を作成するため厳格な決まりがあり、その書類作成に不備がある場合には商品の受け取りが遅れるということもありますので、しっかりとマニュアルを作成しておきたいところです

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です