桁の大きな数字を記載する時には、3桁ごとにカンマで区切るのがマナーです。
いくら数字に慣れている人でも、「100000000」をすぐに1億だと判断できる人はいないと思います。
この3桁区切りは、特に英語では理解が簡単です。
英語では、1(one) , 10(ten) , 100(hundred) の後は次のように3桁ごとに単位が用意されています。
1,000=thousand
1,000,000=million
1,000,000,000=billion
1,000,000,000,000=trillion
このように区切りがあることにより、大きな数字でも簡単に読むことができます。
5,000は、5と1,000(thousand)だから「five thousand」
50,000は、50と1,000(thousand)だから「fifty thousand」
500,000は、500と1,000(thousand)だから「five hundred thousand」
5,000,000 は、5と1,000,000(million)だから「five million」
50,000,000は、50と1,000,000(million)だから「fifty million」
500,000,000は、500と1,000,000(million)だから「five hundred million」
というように、以下billion, trillion も
50,000,000,000は、50と1,000,000,000(billion)だから「fifty billion」
50,000,000,000,000は、50と1,000,000,000,000(trillion)だから「fifty trillion」
とすぐに読むことができます。
というわけで、pythonで数字に桁区切りする方法を記述します。
ave_v=766666
print(ave_v)
>>> 766666
「ave_v」は変数で、数値が代入されています。
ave_v=766666
print( ” {:,} ” . format(ave_v) )
>>> 766,666
桁区切りをつけるには、
” {:,} ” . format( )
とします。
format( ) に数値または数値が代入されている変数を入れます。
それをprint( ) で囲むと
>>> 766,666 と表示されます。
ave_v=766666
print(“売上合計は”+”{:,}”.format(ave_v) + “円です”)
>>> 売上合計は766,666円です
文字を不可して表示させるには、
文字を「 ” ” 」で囲んで、「+」でつなげます。
“売上合計は” + ” {:,} ” . format( ) + ” 円です”
とします。
format( ) に数値または数値が代入されている変数を入れます。
それをprint( ) で囲むと
>>> 売上合計は766,666 円です
と表示されます。
ave_v=766666.66666
print(“売上合計は”+”{:,.2f}”.format(ave_v) + “円です”)
>>> 売上合計は766,666.67円です
小数点がある場合、
たとえば小数第2位まで表示させる場合は、波カッコの中を {:,.2f} とします。
小数第3位まで表示させる場合は、{:,.3f} とします。
{ コロン(:) カンマ(,) ピリオド(.) 小数点桁数 f } となります。